やあ船橋市民のメイツたち。
何かとストレスが絶えない現代社会だが、
疲れ切ってはいないかね?
とりあえず、
「疲れた時にはお酢がいい」という話を聞いて、
まずはタコの一人に試してもらった、町の情報屋F(エフ)だ。
ふむ。確かに酢ダコはおいしいね。
さあ、今回はメイツたちに癒しの鐘の音を紹介しよう。
実は先日、船橋市役所の記念塔を調べていた時に、
記念塔の他にも「アンデルセンの塔」というものがあると知ったので、
そちらも調査してみる事にしたんだ。
場所は、東武とイトーヨーカドーの間にある、
バスターミナルの上の広場の所だ。
そう、いつもハトや自由な人が常駐しているあの広場だね。
ちょっと写真を撮るのにいろいろ配慮が必要だったよ。
自由な人達はさておき、
この時計塔は「アンデルセンの塔」と言い、
船橋市とデンマークの友好のシンボルとして
1991年4月に作られたものだそうだ。
デンマークといえば「アンデルセン童話」という事で、
その中でも特に有名な「人魚姫」と「親指姫」の世界が、
鐘の音のメロディーと共に踊りだす仕組みとなっている。
演奏時間は「人魚姫」が偶数時間
「親指姫」が奇数時間のようだね。
「人魚姫」は時計塔の上段部分で演奏される。
人魚姫と王子の出会いが表現されているね。
これで二人はひと目で恋に落ちたというわけだ。
ひゅーひゅー、と言いたいところだが、
この後の展開を考えると、このままにしてあげたい気持ちになるよ。
「親指姫」は時計塔の下段部分で演奏される。
これは、親指姫が王子と巡り合う事ができた、
感動のラストシーンだね。
後ろでツバメもうれしそうに飛んでいるよ。
…こうして見ると、
「人魚姫」は最初のシーンなのに対し、
「親指姫」がラストシーンと対照的なのが興味深い。
いかがかな?
ちなみに時計塔の鐘の音だけなら、午前7時から午後10時まで、
毎時間聞くことができる。
…ひとつ申し訳なくおもうのは、
私はこの鐘の音を、長年「東武百貨店」の方の時報だと思ってたんだ。
取材で最初に鐘の音を聞いた時の驚愕といったら…
まあ、メイツたちにはどうでもいい事だね。
船橋駅北口を利用するメイツたちは、
是非ともアンデルセンの鐘の音で癒されて欲しい。
もちろん、船橋駅南口を利用するメイツだって癒されていいんだ。
遠慮する事はないぞ。
ほら、耳を澄ませば風にのって、
アンデルセンの鐘の音が聞こえてこないかい?
それではメイツたち、また会おう!