船橋市の「市章」を知ってるかい?

やあ船橋市民のメイツたち。
本町通りにある
スクエア21のミスドで一休みしようと、
アイスコーヒーか、アイスカフェオレかで悩んでいたら、
メニューに「氷コーヒー」などという選択肢が派生し、
結局無難なおかわり自由のホットコーヒーにした、
町の情報屋F(エフ)だ。

しまった。
これこそカフェオレにしておくべきだった。
あれも「おかわり自由」なのに。

まあ、悔やんでいても後の祭りなので、
ホットコーヒーをすすりつつ、
エンゼルフレンチを楽しんだよ。
そんな事よりメイツたち。
ちょっとこれを見てくれ。

 

市章images

 

これは何のマークかご存じかな?
ん? もう少し大きな声で。
そう「船橋市の市章」だね。
今回はこの「船橋市の市章」について説明しよう。

「市章」とは正確には「市町村章」と言い、
各自治体を象徴する紋章の事を指すんだ。

自治体ごとにいろんな市章があるが、
市町村名や、市町村の特徴などを
抽象化したデザインが一般的と言われている。

古くは明治時代から大正時代、
昭和初期にデザインされた市章をそのまま使用しているが、
平成の大合併で多くの自治体が市章を変更を余儀なくされたようだね。

 

市章images

 

さあ、もう一度見てみよう。
じっくり見て、脳裏に焼きつけるんだ。

船橋市の市章は、昭和12年3月の市制施行に先立って、
当時の船橋市民メイツからデザインを公募し、
昭和12年8月6日に市議会で議決され、採用に至ったらしい。

このデザインは、船橋の「舟」の字を図案化したものと言われている。
丸みを帯びていて、愛嬌のあるデザインじゃないか。

…確かに「舟」に見えるが、私はどうしても、
青いネコ型ロボットの鈴に見えてしまうんだよね。
うん。でもかわいいから許してくれ。
いままで特に「市章」を意識していなかったメイツたちも
この話で覚えてくれたんじゃないかな?

 

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ちなみに「船橋」の名前にもちゃとん由来があるんだ。

話は遥か昔、海老川がまだ「太日川(おおひがわ)」と呼ばれて
今の海老川より何倍も川幅が広く、水の量もおおかった時代まで遡る。

当時、河岸を行き来する人の往来の割には渡し船が足りず、
かといって橋をかける技術もなかったので、人びとは困っていたらしいが、
そんな時
「船の上に橋をかけよう」
という神提案があり、船大工に依頼して船を量産。
できた船を太日川の東西の両岸に向かい、
横向きで数珠つなぎに並べて浮かべて、
その上に人が通れる分厚い板を被せるように敷いて「船の橋」を作ったそうだ。
以後、この土地は「船の橋の町」すなわち
「船橋」と呼ばれるようになったといそうだ。

神提案をした当時のメイツもすごいが、
実行できた船大工メイツもすごいね。
この話は「船橋の民話」に掲載されていたものを
抜粋、Fアレンジしたものなので、
もう少し詳細を知りたいメイツは図書館へ行って確認してみよう。

あ、よかったら私のを貸すよ。
その時はドーナツの差し入れを忘れずに。
最近イベント告知ばかりだったから、
たまにはこんな話も良かったんじゃないかな?
またひとつ、船橋について詳しくなったところで、
今日はお開きとしよう。

メイツたち、いい夢みろよ。
<参考>
船橋市HP 位置・概要・市章

 

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