やあ。船橋市民のメイツたち。
いい汗をかいているかい?
その昔、ガマの油が流行った時、
その筋から狙われたことがある
町の情報屋F(エフ)だ。
やっこさんたち、まだ諦めてくれなくてね、
時々残党がうろついているんだ。
おっと、私の背後に立つと危ないよ。
海老川の水を飲むことになってしまうからね。
…まあ、ガマの油はさておき
「広報ふなばし6.15」が発行されたので
気になる話題をチェックしてみよう
ここ最近、急に気温と湿度が上がってきて
不快指数も上昇中だと思うが、
この時期気を付けなければならないのは「熱中症」だ。
「熱中症」とは、室温や気温が高い中での作業や運動により
体内の水分バランスと塩分バランスが崩れ、
自分で体温調節ができなくなり、
体温の上昇、倦怠感、意識障害などを引き起こす病気の事だ。
今年は急に暑くなったせいか、
船橋市内でも6/16現在で軽症だが4人の人が熱中症で搬送されている
主に屋外で発症するイメージが強いが、
実は屋内での発症率も非常に高く、
例えば室温が30度前後の所で水分もとらずに過ごしていると、
運動をしなくても熱中症を発症してしまうんだ。
室内で熱中症を発症するのはお年寄りが多く、
加齢により汗をかきにくく、暑さも感じないため、
エアコンもつけず、水分も取らずに室内で過ごし、
いつの間にか熱中症を引き起こしているケースが多い。
独居老人の場合はそのまま倒れて重篤化する場合もあるので、
非常に危険だ。
お年寄りばかりでなく、
乳幼児にも熱中症の危険は迫っている。
乳幼児は背が低く、路面の照り返しの暑さの影響を受けてしまったり、
体温調整や汗腺が未熟な事から熱中症にかかりやすいと言われている。
実際に熱中症で救急搬送された人の内訳をみてみると、
お年寄りや乳幼児が多く含まれていて、
家族や周囲の人が
熱中症に気を付けてあげる必要性がある事がうかがえるね。
では熱中症にかかった場合は
具体的にどうしたらいのだろう?
お、ちょうどここに一匹、行き倒れているタコがいるぞ。
大変だ!熱中症かもしれない。
まずはどこか涼しい場所へ移動させてあげよう。
屋外なら日陰や風通しのいい場所、
屋内ならエアコンや扇風機を付けて室内の温度を下げよう
熱中症の対処法はとにかく「体内の熱を下げる」ことにある。
冷たいタオルや、冷えぴたシート、保冷剤などを
おでこ、首の後ろ、両わき、両足の付け根につけて
体内の熱を放出させよう
…大丈夫、このままクール便で出荷したりなんてしないさ。
本人の意識があって、
飲めるようなら水分補給をさせよう
一気に飲むのは良くないので、
少しずつ飲ませる事が大切だ。
自分で水分補給ができなかったり、
意識がなかったりけいれんなどを起こしている場合は
すぐに119番をしよう!
また、心臓や腎臓に持病がある人は、
熱中症になった際の対処方法を、かかりつけの医師に相談し、
周りの人にも伝えておくことが重要だ。
今回タコすけは、あわや「干しタコ」になるところだったけど、
熱中症は予防できる病気でもあるんだ。
下記にまとめた予防ポイントを参照にして、暑さを乗り越えてほしい。
<熱中症予防のポイント>
- 部屋の温度をこまめにチェック
- こまめな水分補給<
- 猛暑の中外出しても出先で無理をしない
- 通気性の良い服を着る
- 夏バテ防止にご飯をしっかり食べておく
最近は、首冷えタオルや携帯用扇風機、
塩系のアメやドリンクなどの猛暑グッズも多岐に渡り存在している
そんなグッズを上手に利用して、熱中症を予防してくれたまえ。
それではメイツたち、また会おう!