今週末、11月9,10日(土、日)に北習志野で「にやり」としてしまうイベントが開催されるのをご存じですか?
「何か地元(北習志野)でおもしろいことしたいなー」
キタナラにやりフェスの主催の方々は皆さん、職業も違えばバックグランドも違います。
今回、主催者の小関さん、内山さん、参加作家のよこいさんにお話を伺うことができました。
そもそものきっかけは北習志野駅から少し離れた、á nu(アニュ)さんという小さなレストランから物語は始まります。
主催のキタナラにやり研究所の方々は、言うなれば、普通に北習志野周辺にお住まいの方たちです。
冒頭の言葉は、言い出しっぺの小関さんと久保さんが二人で飲みながら偶然思いついたそうです。
「僕はその場にたまたま居合わせて、巻き込まれました(笑)。」
えっ、たまたま?
内山さんのお話に驚きつつも、にやり研究所の方々のにやりフェスに対する強いエネルギーを感じました。
「正直なところ、どんどん話が広がって引くに引けない状況になってしまいました(笑)。」
と語るのは、小関さん。
でも、あっという間にいろんな人とのつながりからイベントが大きくなったことに、多くのひとの「地元で楽しいことがしたい」という想いが強かったことを感じたそうです。
たしかに、意外と自分の住んでいる街のことを知らなかったりしますよね。
にやりフェスでは、地元、北習志野を拠点に作家活動を行われている方々を地元の人に知ってもらうこともひとつの目的とされています。
地元の面白い人やモノを知り、地元の人とつながり、地元で楽しみたい。
そのための「場」をつくることがにやり研究所の皆さんの目指すところだそうです。
これは、このイベントがá nuさんから始まったことに由来します。
「á nuがきっかけで、いろんな人に出会い、気付きを得ました。そんな落ち着く「場」をつくりたかったんです。」
場をつくりたいという想い。そのためにもこのようなイベントやにやり研究所の活動を継続していきたいと語っていただきました。
また、よこいさんからは作家さんとして視点から、にやりフェスについて語っていただきました。
よこいさんが作家活動されるなかで、なんとなくまちづくりや地域での活動を気にとめていたが、
なかなか作家活動とまちづくりがリンクしていなかったそうです。
そんなとき、千葉県内で地域を盛り上げるイベントに誘われ、ふたつ返事で出展を決めたそうです。
そんな、主催者側と作家側の両方の方々からお話を伺い感じたのは、皆さん肩肘を張らない「ゆるさ」を持っていました。
「にやり」とあるように、チラシにも大人ゆるい感じが表れています。もちろんいい意味でですよ(笑)。
そのゆるさがメンバー間の助け合いや役割分担がうまくいったそうです。
それぞれの仕事があり、時間の取れない中で、メンバーの分まで補って準備を進めてきたそうです。
また、メンバー各々の特性を活かしたイベント企画はお母さんもいれば、独身の方もいて、それぞれの視点が入っています。
だからこそいろんな人が「にやり」とできるプログラムが揃っています。
お子さんが楽しめるワークショップからちょっとお酒を飲みながら聞くライブまで。
自分たちが楽しみたいという延長線上にイベントができているのを感じました。
また、このイベントの根底には「被災地支援」がひとつあります。
にやり研究所の方々が「地域・地元」について考えなおしたひとつの契機が「東日本大震災」だと語っていました。
どのようにして被災地支援に関わっていけるのか。被災地でもある千葉で地域について考えてみる良いきっかけになるかもしれません。
(主催者の小関さん、作家のよこいさん、á nu店主中川さん)
キタナラにやり研究所のこけら落としとなる
「キタナラにやりフェス art×music×play×food」
今週末にせまったイベントのWS申込みも残り僅かだそうです。
是非、人と人とのつながりやキタナラの「にやり」を見つけに北習志野におとずれてみてはいかがでしょうか。
キタナラにやりフェス art×music×play×food
facebookページ (イベントの詳しい内容はこちらのページをご覧ください)
すべてのお問合せ:niyari2013.info@gmail.com
WS、ライブ申込:niyari2013.ws@gmail.com