物事は裏が見えてくると面白い。最近そんなことを感じはじめたマッキーです。
「この「裏船橋」エリアをもっと活性化させていきたいですね」
駅から見て船橋本町通りより1本奥に進んだ並びを、
「裏船橋」と呼んでいるのは今回取材させていただいた、
11月8日オープンのお店「パクチー&デトックス URA963(ウラクロサン)」のオーナーである黒川さん。
船橋本町通りにある「ラーメン&バー963」の姉妹店。
このお店は、船橋、人形町にある、「963」ブランドの3店目、
「辛い、痺れる、パクチー」の3つをコンセプトとしたお店です。
しかし、どうしてこんなにも近い距離にまたお店を出したのでしょうか?
オーナーの黒川さんに聞いてみました。
「もともと、ラーメン&バー963はこのお店で始まりから締めまで、
完結させてもらいたいという考えから始めたお店。
その近くに系列店を出すことで、
表と裏のお店どうしでメニューのやりとりなども広がりお客様に楽しんでもらう幅が広がります」
という理由だそうです。
お店には、お客さんが楽しんでもらう取り組みを随所にちりばめています。
取材の中で1番気になった話が、表963でのメニュー「アレ」。
メニューの名前が「アレ」なのですが、お客さんはみんな、注文する際に「アレ」と言います。
まず「アレ」というメニューが、何か分からないところに面白さがあり、
最初から「「アレ」ちょうだい!」のように、常連さん気分が味わえます。
このように、お客さんが楽しめる仕掛けが入っていることも魅力のひとつです。
そして、お店のコンセプトとなった「辛い、痺れる、パクチー」
黒川さんが好きなものを3つ並べて作られたコンセプトだそうです。
「辛い」と「痺れる」を表現しているのが、麻辣という味付け。
食べればきっとやみつきになる味です。
そして、パクチー。
気になったのが、店内に表示されている「パクチーサワー」。
一瞬、「えっ?」と戸惑われる方もいますが、飲んでみたお客さんは、
「これけっこういける!」と好評とのこと。
また、店名にある「デトックス」を表す料理は「濃厚貝出汁 ホンビノスラーメン」。
普通はだしをとった貝をそのまま盛り付けることが多いですが、URA963では、
だしをとる貝とトッピングの貝を別々にしているので、出し殻の状態ではなくプリッとした
貝を食べることができます。
最後に今後の「URA963」の展開を聞いてみました。
「絶対的なファンを付けたいですね。僕の「あったらいいな」という考えから生まれたお店ですから。自分が知っている楽しみ方をお客様にも伝えたい。表の963と裏の963の両方を確立させていきたいですね。そして、 URA963がよくなることで最終的に裏船橋が元気になればと思います」
パクチー&デトックス URA963(ウラクロサン)
営業時間: 11:30~14:30(ランチ)18:00~23:30(ディナー)
住所:船橋市本町2-6-24
アクセス:京成船橋駅から徒歩6分
お問い合わせ:047-498-9909