【チャレンジングSHIRASEおまけレポ】魅惑の「SHIRASE」艦内潜入レポート

やあ。船橋市民のメイツたち。
船はお好きかな?


以前浅草の合羽橋で
船盛り用の船を見かけて
喉から手が出るほど欲しかった
町の情報屋F(エフ)だ。

 

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さあ。前回に引き続き「チャレンジングSHIRASE」の話題だよ。

 

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「第一回チャレンジングSHIRASE」のイベント概要は
だいたいお伝え出来たと思うので、
今回は滅多に見る事ができない
SHIRASE内部の潜入レポをお伝えするよ。
…とその前に、このSHIRASE…いや
「しらせ5002」がどんな船だったか知りたくないかい?

 
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初代「しらせ」は「宗谷」「ふじ」に続く
三代目の南極観測船で、その使命は
「観測隊員及び物資の輸送」だ。

砕氷船としての能力もピカイチで
1.5mもの厚さがある氷を連続砕氷できる能力を持っているんだぞ。

「しらせ」は毎年11月中旬に、乗組員と観測隊員を乗せて
東京港晴海ふ頭を出港し、途中、オーストラリアフリーマントル港で
一週間休暇停泊の後、12月末までに昭和基地に到達する。

観測隊員と乗組員は、約一ヶ月半の間
この「しらせ」で暮らすことになるんだ。

ちなみに収容人数は
乗組員170名観測隊員60名の計230人だそうだ。

 

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これだけの人数が乗り込むとなると
有事の際の集団行動が重要になるね

SHIRASEのあちらこちらでこの「総員離艦安全守則」が目に入ったよ。

このプレートを見る限り
「サメ」って「水中爆発」と同列なくらい危険な
生物ウエポンだという事がひしひしと感じとれるね

 

 

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さあ、こちらはSHIRASEの主要部分とも言える「操舵室」だ。
大きな舵が中央にあり、前方は大海原が一望できる。

5月の海上自衛隊主催のマリンフェスタの際も
この操舵室に入る事ができたよ。

 
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まさかSHIARASEの舵を回し放題できるなんて、
想像もしなかったが、タコすけはちょっとはしゃぎすぎたようだね。

 
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操舵室では特にイベントを開催していなかったが、
パソコンが設置されていて「世界の船窓から」を見る事ができる。
某電ライナーのオーナーの声はなかったが
この手のセンスは嫌いではないので楽しめたよ。

 
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ちなみにここには「信号用の拳銃」が装備されていたらしく
「小火器(信号拳銃)安全守則」のプレートがあった。
注意喚起されているということは
とりあえずやってみた人がいるんだろうなと
ついついそう思ってしまうのは私の悪いクセかもしれないね。

 
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見学できるのは操舵室だけかと思いきや、
なんとSHIRASEの内部も見学できると知り
私は心が躍ったよ。
いや、実際踊っていたようでタコすけにたしなめられた。
今では反省している。
廊下は静かにね。

 
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こちらはSHIRASEの食堂部分を使った展示ルームだ。

 
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南極観測隊員の防寒靴と手袋の展示や、
「しらせ」の外壁の部分の展示があった。
防寒靴はさすがに氷の上を歩くだけあって、
頑丈にできている。

 

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実はこちらの画像は
この食堂で流れていた「しらせが氷を割って進む画像」だ。
「しらせ」の外壁は非常に頑丈で、南極大陸の厚い氷を
重い船体と頑丈な外壁でガンガン推進しながら割り進むらしい。
割れない氷があったら、一度バックして、またぶつかる。
われたらまた次、と、まさに「ガンガンいこうぜ」状態だそうだ。

この話をしてくれたのは、元観測隊員の人で、
他にもデッキでグッズを売ってた人が11次隊員の人だったりと、
あちこちに元観測隊員がいて興味深い話を教えてくれた。

 
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もっと話が聞きたかったがとりあえず食堂を後にし、
廊下に出ると隊員たちのベッドルームを発見。

私やタコすけならば余裕で寝られそうだが、
大人の男性の場合はジャストフィットサイズだね。

 
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こちらは歯医者。
昭和基地には歯医者がないので
観測隊員はしらせ内で治療を済ませるというのを聞いてから
ちょっと気になってた場所ではあるんだ。

かなり本格的な設備だったようだよ。

 

 

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歯医者があるのだから美容室だってあるんだね。
「しらせ本店」ということは支店があるんだろうか。
漢(おとこ)は黙ってタイガーカット、つまり…わかるね。
海の男とはそうゆうものだと言う事が、
このポスター一枚で読み取れたよ。

 

 

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こうして「SHIRASE」は
行きに後任の観測隊員を乗せ南極へ向い
帰りに前任の観測隊員を乗せ日本へ帰りを繰り返し、
約25年もの間、日本と南極を行ったり来たりしていたわけだね。
本当にお疲れ様。そして船橋の海へ来てくれてありがとう。

 

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SHIRASE内部を垣間見れた事により、
より一層SHIRASEに愛着が沸いてきた。

ちなみにSHIRASEでは今後
「SHIRASEサポーターズクラブ(仮称)」なるものを設立して
SIRASEを通してのさまざまな活動やイベントなどを開催するそうだ。

サポーターズクラブが発足したら会員になるつもりさ。
もし詳細情報を入手したらメイツたちにも知らせるよ。
一緒にSHIRASEを応援していこうじゃないか。

 
それではメイツたち、
第二回のチャレンジングSHIRASEを夢見ながら今日はお別れしよう!

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