やあ。船橋市民のメイツたち。
おもちは角餅派かな?それとも丸餅派かな?
のし餅を角餅にする時に
ちょっと固くなってから切ったので
今年の餅はかなりエッジの立っている
町の情報屋F(エフ)だ。
…これ、新手の手裏剣とかにならないだろうか…。
おっと。しげしげと餅を眺めていてもはじまらない。
とっととこの「餅」に関するネタを語ってしまおう。
船橋市のHPでは、12月に入った当初から
「餅による窒息にご注意を!」という注意喚起を出している。
12月の下旬に入ったら、
日本医師会も新聞広告を出すくらいなので、
「餅による窒息」はよほど多いんだなと思いちょっと調べてみたよ。
東京消防庁の調べによると
ここ5年の間「餅を喉につまらせて救急搬送される人の数」は
年間約600人ほどで、月別にみると
1月が200人前後と最も多くなっているそうだ。
餅が凶器となるのは1月ばかりでなく、
12月の年末に、餅をフライングイートしてしまう人が
喉に詰まらせてしまう、なんて事もあるらしい。
救急搬送をされた人を年齢別で見てみると、
やはり高齢者がダントツに多く、全体の9割を占めている。
理由としては、喉に詰まらせた時、
若者ならば自力で吐きだす事ができるが、
高齢者の場合吐きだす為の肺活量が低下しているので
そのまま喉に詰まってしまうそうだ。
では万が一、餅を喉に詰まらせてしまった時の対処法は
どうしたら良いのだろうか?
その昔伊丹十三の「たんぽぽ」で、
こっそり餅を食べたご老人が喉につまらせ
主人公や店の従業員が
「掃除機!掃除機!」と叫ぶシーンがあるが、
実際のところ掃除機で吸っても舌を吸引してしまう危険があるので
東京消防庁ではおススメしていないらしい。
船橋市のHPでは
『背後にまわり、握りこぶしの親指側をへその少し上にあて、
もう片方の手で握りこぶしを包み、お腹を突き上げる」
「腹部突き上げ法」と、
『体を横向きにして、手の付け根で肩甲骨の間を力強く叩く』
「背部叩打法」が紹介されている。
どちらも最初にイラスト付きで掲載されているので
家の年配の人がいるメイツは目を通しておくといい。
詰まる前の予防策としては、
あらかじめ餅を小さく切って食べやすくしたり、
一度に食べさせず良く噛ませる事が有効だ。
汁物と一緒にというのも予防になるらしい。
是非実践してみてくれ。
それではメイツたち、
私はこれから、エッジの立った餅をなんとかしてくるので
この辺で失礼するよ。
船橋市民のメイツたち、良いお年を!