引っ越しするなら、どっち?船橋市と市川市対決!【人口と図書館編】

はじめまして、元・船橋市民です。

私はかつて、船橋市に住んでいたんですが、諸般の事情により引っ越してしまいました。そして、再び引っ越しでもしようかなぁと思い始めています。とはいえ、職場の関係で、やっぱり総武線沿線がいいよなぁと考えています。

…というわけで、私のように総武線の沿線で引っ越し先の物件をと考えている人にとって、総武線的千葉県の入り口である市川市と、なんといっても中核市の船橋市、どっちがいいんだろうというのは、一瞬、アタマをよぎることだと思います。

あ、中核市っていうのは、人口が30万人を越える市であることが要件なんですが、中核市になると都道府県が行うことになっている行政サービスの権限が市に委譲されて、市の権限で行うことができるようになります。(あ、市川市も要件満たしてるな…汗)

もとい。そこで、船橋市と市川市のWebサイトに載っている統計情報を調べて、独断と偏見で(汗)船橋市と市川市を比較してみようと思います。

人口と、その推移

まずは、基本的な数字から押さえておきましょう。人口は、毎月、数字が更新されているようでしたので、最新の数字をご紹介します。

  • 船橋市:611,834人(平成26年2月1日現在)
  • 市川市:469.308人(平成26年1月31日現在)

やっぱり、船橋市の人口は多いですね。船橋市は、市川市の約1.3倍の人口規模です。さて、各市の人口は増加しているのでしょうか、それとも減っているのでしょうか。5年前の平成21年の人口統計を探してきました。

  • 船橋市:588,432人(平成21年2月1日現在)
  • 市川市:473,109人(平成21年2月1日現在)

この数字から、最近5年間の人口増加率を出してみると、こんな感じです。

  • 船橋市:+3.97%
  • 市川市:-0.80%

船橋市の人口は増加傾向にありますね。5年間でだいたい4%の増加です。少子高齢化が叫ばれている中で、船橋市は人口が増えているようです。一方、市川市は微減といった感じでしょうか。さすがにこどもが生まれた要因だけで、この増加率ってなかなか難しいと思いますので、船橋市に引っ越している人が増えているんでしょうか。

面積と人口密度

人口は船橋市が多かったわけですが、各市の面積はどうでしょうか。

  • 船橋市:85.64平方キロメートル=8.,564ha(平成24年)
  • 市川市:5,639ha (平成24年)

船橋市は平方キロメートルで書いてあったので、一応、市川市のヘクタール表記に合わせてみました。個人的な感覚では、きっと船橋市の方が大きいだろうなと思っていたものの、1.5倍のスケールだとは思いませんでした。船橋市、デカい!

さて、人口と面積があれば、人口密度が出せます.。平成24年から面積は変わっていない前提で、人口密度を出してみました。

  • 船橋市:71.44人/ha
  • 市川市:83.23人/ha

人口密度は市川市の方が高く、船橋市と比べて、約1.2倍程度になっています。

図書館の蔵書と貸出冊数

身近な行政サービスって何だろうと考えてみると、市立図書館を思い出しました。船橋市ですと、JR船橋駅からちょっと歩いたところに船橋市中央図書館がありますし、市川市はコルトンプラザの隣に中央図書館があります。どちらの図書館にも行ったことがあるんですが、どっちかというと、市川市の図書館の方が本が多い印象があります。(とはいえ、閉架になってる本まで見たわけじゃありません)

では、図書館の蔵書の数と、年間の貸出冊数を比較してみます。

  • 船橋市:1,406,425冊(平成23年)
  • 市川市:1,326,573冊(平成23年)

この数字を人口で割ってみると、以下のような数字になります。

  • 船橋市:2.34冊/人
  • 市川市:2.80冊/人

本の数自体は船橋市が多いですが、人口一人当たりの蔵書の数で見てみると、市川市の方が多いみたいですね。加えて、年間の貸出冊数も載っていましたので、比較してみます。

  • 船橋市:2,471,114冊(平成23年)
  • 市川市:3,436,248冊(平成23年)

人口で割り算するまでもなく、市川市の方が多いようです。一応、人口で割り算してみると、こんな感じになります。

  • 船橋市:4.11冊/人
  • 市川市:7.25冊/人

やはり、市川市の圧勝ですね。船橋市民に比べて、市川市民は図書館の本をよく利用しているようです。それを反映してか、市川市の図書館の蔵書の数も多いようです。市立図書館をよく利用している方は、市川市に引っ越してみるのがいいかも…しれません。

さて、長くなってきたので、【医療機関と公園編】に続きます。

今回の対決に使用したデータは、いずれも船橋市、市川市のWebサイトを参照しました。今回、目次だけ眺めた資料も多かったんですが、各市とも詳細な統計データを管理、公開していました。もっと詳細な分析をしてみると、船橋市と市川市の違いがもっと鮮明になるかもしれません。

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