やあ。船橋市民のメイツたち。
「ともだち」って素敵だよね。
夜中にそろそろログアウトしようと思うと、
ギルドの友人から人生相談をされて
ゲームも忘れて空が白むまで語ってしまう町の情報屋F(エフ)だ。
ネット上で育まれる友情も案外心地いいものだよ。
多少寝不足が付いて回るが。
さあ、ちょっと規模の大きめな
こんな「友情」のお話はどうかな?
船橋市のHPを見ればわかると思うが、
トップページにこのような表示があるのをお気付きだろうか?
全国どの自治体にも「姉妹都市」「友好都市」が存在するが、
船橋市はデンマークの「オーデンセ」
アメリカの「ヘイワード」と姉妹都市提携を、
中国の「西安」と友好都市提携をしている。
なんと今年、平成26年度は船橋市とオーデンセの姉妹都市提携が25周年
船橋市と西安の友好都市提携が20周年を迎える記念すべき年だそうだ。
せっかくなので、普段は触れる機会のない
「オーデンセ」と「西安」について語ってみようか。
<船橋市HPより>
デンマークのオーデンセ市は海沿いに位置する人口19万人の町で、
デンマークでは第三の都市になるそうだ。
一次産業も二次産業も盛んで、福祉の町としても知られている。
まあ、オーデンセが世界で知られているのはそれだけじゃなく、
あの童話作家「アンデルセン」の生誕地である事も大きいね。
交流の経緯は1984年(昭和59年)11月
オーデンセ市長ヴァーナー・ダルスコー市長が
コンピューター高度利用の視察で船橋を訪れた事がきっかけで
双方の市長が行き来し、1989年4月6日に姉妹都市提携調印が結ばれたそうだ。
市役所の1Fにはその時調印したものと、
記念品が飾らているので、一度見てみるといいだろう。
ちなみにアンデルセン公園からオーデンセまでは8800㎞の距離があるらしい。
オーデンセをもっと知りたいメイツは下記を参照にしてくれ
姉妹都市オーデンセ
<船橋市HPより>
西安は古くから栄える中国の都市で、
歴史の教科書などにも何度か御目見えしている事だろう。
3100余年の歴史を持ち「千年の古都」と呼ばれる美しい町並で
シルクロードの玄関口として名高く、その歴史を紐解けば
キャラバンと歴史と三蔵法師が飛び出すロマンの町としても知られている。
すでに奈良市や京都市と友好都市を提携していた西安だが、
1982年11月に首都圏の商業活動の視察の為、
張鉄民西安市長一行が船橋を交流したことがきっかけで、
双方で行き来するようになり、1988年、西安市で友好都市の調印が結ばれたそうだ。
西安からの記念品も船橋市役所の1Fに展示されているので是非とものぞいてみよう。
西安と言えば秦の始皇帝の陵墓を守る「兵馬俑(へいばよう)」が有名だが、
その将軍俑の複製が市役所のロビーに展示されている。
喫煙ルームの脇にあるので、ちょっとスモーキーだが、こちらも併せていかがかな。
ああ、逆光なのは申し訳ない。
将軍のご尊顔は実際に見て確かめてみよう。
ちなみにアンデルセン公園から西安までは2800㎞ほどだそうだ。
オーデンセよりは近いね。
どうだい?ちょっと走って行ってきてみないか?
西安についての詳細はこちらを参照にして欲しい
友好都市西安
姉妹都市や友好都市は意外と知られていないものだが、
知ってみると急に親近感が沸くから不思議だね。
私も一度はオーデンセに行って、アンデルセンの生誕地を訪れてみたいものだ。
…まあ当面はアンデルセン公園で十分だけどね。
それではメイツたち、また会おう!