昔はよく田んぼで野球をやっていたマッキーです。
今回取材させていただいたのは、馬込沢駅から徒歩7分にあるお店、「鈴木米店」
店長の鈴木さんは今年で24歳。
「鈴木米店」はもともと、鈴木さんのおばあさんが営んでいました。
年齢を重ねたということやお店の状況から閉店を考えていたそうです。
その話を聞いた鈴木さんが「せっかくお店としての歴史もあるのにもったいない!」
と感じたことがお店を引き継いだきっかけとのこと。
鈴木さんがお店を継ぐという話を聞き、おばあさんもよろこんでいたそうです。
鈴木さん自身、専門学校で栄養士についての勉強をしていたこともあり、
食に関わる仕事にはもともと興味がありました。
そして店長になる前まではアパレル関係の仕事をしていました。
そのためリニューアルにあたり、お店の中のいろいろなものをデザインされたとのこと。
デザインとしてはお店のロゴやお米のパッケージなどを手がけました。
パッケージについては、新たにデザインすることで、贈答品としてもぴったりのものになりました。
お店のロゴに関しては、家紋のまわりを稲のイラストでアレンジすることで、
若い人にも親しみのもてるものへ。
下に年号をいれることで、お店としての歴史があることもアピールしたそうです。
鈴木さんの細かいところにもこだわりを持って取り組みには、
とても感銘を受けました。
さらにデザインだけでなく、お店の至るところに新たな試みが。
以前は10kgなど大きな袋などでしか売っていなかったのですが、
「鈴木米店」では少量の販売も行なうようにしました。
単位はなんと2合から。
まわりに住んでいる高齢の方々が、
一度に多くのお米を消費するわけではないというニーズから、
この単位での販売も行なうようになったそうです。
そのため、2合という量で小分けに販売することで、
家に同じお米を長く置かないことでお米の鮮度も保ち、
さらには様々な種類を楽しむことができるようにしました。
このように、お店をリニューアルするにあたり見かけだけでなく、
よりユーザー目線に立ったサービスを新たに始めていったそうです。
そしてもう一つは、精米。
今までは精米機の都合上、少量での精米ができなかったそうです。
しかし、新たに精米機を変えることで少量の精米でも可能に。
個人のお客さんがより買いやすい環境を整えました。
そんな店長の鈴木さんから一言。
「お店に来ていただいたお客さんには安心で安全なお米を食べてもらいたいです。
その場で玄米から精米するので、スーパーで売っているのとは違い、
精米したての美味しいお米を食べることができます。
ぜひ、贈り物などにお米はいかがでしょうか?」
鈴木米店
営業時間:10時~17時30分(日・祝日・第1、3木曜定休)
住所:船橋市馬込西1-7-14
アクセス:東武野田線馬込沢駅から徒歩7分
お問い合わせ:047-439-1250