けん玉の人です。
果たして津田沼駅の所在はいずこ……。
驚きの結果がここに。
(前編からの続きです)
津田沼駅は船橋市にあるのか、それとも習志野市にあるのか?
前編ではまいぷれの船橋版と習志野版を確認しましたが、判然としませんでした。
さて、どうすればよいのでしょう。
ああそうだ、グーグルマップで両市の境界線を確認すればわかるはずですね。
さっそく見てみましょう。
地図上の破線が船橋市と習志野市の境界線ですね。かなり見えづらいですが。
どれどれ…やっぱり習志野市かな……んん?
えっと、これは、
なんかひっかかってる……。
位置的にホームの一部分でしょうか。
ちょびっとだけ船橋市にはみ出しているようです。
大学生の強力な味方であるところのwikipediaさんで調べてみると、次のような記述が。
「改札は習志野市側にあるが、ホーム西側の一部が船橋市前原西二丁目にまたがっている。」
駅の住所自体は習志野市になっているようですが、けっこうグレーゾーンですね。
中途半端、などという安易な表現に逃げたくはありませんが、やっぱり中途半端ですね。
でもその緩やかさが津田沼の魅力です。
さらに駅周辺も見てみると、南口側は習志野市ですが、北口側のパルコ以北は船橋市です。
北口のペデストリアンデッキ上の境界線に立って写真を撮ってみるとこんな感じになります。
上が船橋市側、下が習志野市側です。
ちなみに南口のほうも、モリシアや丸善があるあたりは地名が津田沼ではなく谷津になっています。
「津田沼」という地名を冠する純な津田沼はだいたい津田沼駅以東の津田沼に限られます。
案外、津田沼って津田沼じゃないんですね……。
小悪魔に肩透かしをくらった感じ? でもやっぱりそれが魅力?
さてここまで前後編に分けて長々と語りました。
津田沼って結構存在感のある町なので、市レベルで捉えるってことがあんまりないですよね?
一口に津田沼、と言っても、実は複数の地名が混在している土地だったんですねー。
そんな懐の深い町、津田沼。皆さんで愛していきましょう。
以上、こんな感じで今後も船橋市に関する何気ない情報をお伝えできればと思っております。
けん玉の人でした。次回もよろしくお願いします。