やあ。船橋市民のメイツたち。
馬に乗っているお侍さんってかっこいいよね。
騎乗のお武家と言えば
真っ先に浮かぶのは「暴れん坊将軍」だが、
鬼平犯科帳の長谷川平蔵が馬に乗って駆けつける姿も捨てがたい
町の情報屋F(エフ)だ。
まあ、インパクトだけで言えば
鎧武の騎乗姿もアレだったね。
古来より馬は人に身近な生き物として描かれているが、
現代では馬の活躍する場は限られてしまっているが、
それでも馬は割と人に近い大型動物として存在している。
そんな「馬にかかわる人々が撮影した馬の写真」を
市民ギャラリーで見る事ができるぞ。
先日もお伝えしたとおり、
スクエア21にある市民ギャラリーでは
11/25~12/1まで「馬の上から見た景色」という
船橋競馬場関係者が撮影した写真展を開催している。
船橋市民ギャラリーで「馬の上から見た景色」ふれあい写真展開催
【11/25(月)~12/1(日)】
会場内では壁面いっぱいの馬の写真が
それぞれの厩舎名や撮影者ごとに分かれて展示されている。
展示会のタイトルどおり、
馬の上から見える景色の写真など
普通の写真展では見られないものばかりだった。
私が非常に興味深かったのは
実際に使用している馬のマスクの展示とその解説だ。
こちらのマスクは「メンコ」といわれるもので、
音に敏感な馬の為に付けさせるものだが、
装飾がしやすいため柄や模様で個性を出す事ができるそうだ。
そういえば一世を風靡した「ハルウララ」は
調教師さんが手作りのキティちゃんのマスクを着用していたね。
こちらは半分目隠しされた状態になっているマスクで、
レース中に他の馬を気にしないで
視野を前方に向けさせる効果があるという。
目玉部分のカップは、
深いもの、浅いもの、上方についているものと様々で、
「角度によっては「トホホ顔」になる恐れがある」という一文が
とても私好みだ。
馬のマスクを特に気にした事はなかったが、
どれもこれも馬が怖い思いをしないよう、
レースに集中できるよう、
それぞれの馬の個性に合わせていたものだったんだね。
このように、掲示物は全て手書きで書かれていて、
撮影した人と馬との距離間のなさや、
馬に対してどれだけ愛情を持って接しているのか
とても良く伝わる写真ばかりだった。
さらに馬の蹄鉄を一人一つづつ持って帰っていい事になっている。
蹄鉄は「縁起もの」とされているので、
これはうれしいお土産だったよ。
そうそう、私が気になった「ミスター船橋」だが、
ちゃんと「船橋競馬場」の魅力を直筆で語っていてくれたよ。
ミスター船橋がそう言うなら
一度ちゃんと走る馬を見み行ってみようかな。
競馬というとどうしても「ギャンブル」として
ひとくくりしてしまいがちだが、
それぞれの厩舎に馬がいて、
日々愛情をもって接する人がいる、
馬と人とのあたたかな触れ合いを垣間見る事ができた。
このイベントは12/1(日)まで開催中なので。
メイツたちも是非、
見ているとつい顔がほころんでしまう馬の写真を見に
是非スクエア21の市民ギャラリーへ足を運んでほしい。
それではまた会おう!