やあ。
船橋市民のメイツたち。
メイツたちのお手を拝借していいかな?
そーれパパンがパン!
「お手を拝借」というと
どうしても「クックロビン音頭」が浮かんでしまう、
町の情報屋F(エフ)だ。
パタはみコーナー、好きだったのにな。
さあ、メイツたち。
船橋市の12月のイベントと言えば「酉の市」だね。
今年の酉の市は一の酉が12月9日(月)
二の酉が12月21日(土)となっている。
だがちょっと待って欲しい。
酉の市といえば、
都内では浅草長国寺や、花園神社、大國魂神社などが有名だが
どこも11月に開催している事にお気づきだろうか?
私もなんとなく疑問に思っていたが
「まあこんなもんか」と思い、これまで特に考えてこなかったが、
いい機会なので調べてみる事にしたよ。
まずは船橋大神宮関係者に尋ねてみたところ
「良く分からないが慣習的に12月に行っている」
という、清々しいくらいキッパリとした不明瞭な回答が返ってきた。
仕方がないのでとりあえず「酉の市」に関する事から調べてみる事にした。
基本的に「酉の市」とは「商売繁盛」「開運招福」を願う祭りの事で、
江戸時代の後期から全国各地の大鳥神社や
鷲神社で開催されるようになったという。
船橋大神宮にも大鳥神社の立派なお社があるね。
江戸時代も後期となれば
商人の力がだいぶ強くなってきた時代だから
「武運」などよりも「商売繁盛」を願う傾向が強くなったんだろう。
「めでたいもの」「縁起のいいもの」が大好きな
江戸時代のメイツに酉の市が浸透するのも
そう長い時間はかからなかったと推測される。
「酉の市」が開催されるのは「酉の日」で
これは11月開催も12月開催も変わらないお約束となっている。
それでも11月開催と12月開催に関してはっきりとした
詳細を記している文献は探しきれなかったよ。
というわけで、以下の説は私の推測の範囲でしかないが、
恐らく12月に開催している地域の酉の市が
ダイレクトに船橋に伝わった、と考えるのが自然であろう。
ちなみに「酉の市」は
「酉の日に商売繁盛を願う」という事に関しては統一しているのに、
それに至るまでの解釈や祀る神々などの節が
お寺と神社で違いがあったり、
諸説ありすぎだったりするところが大変興味深い。
もう少し時間があるときにじっくり調べてみたいと思うよ。
というわけで「酉の市」は「三の酉」まである年は
火災が多い、というちょっと物騒な説があり、
実際に三の酉の際は火除けのお守りなども売られるそうだが、
船橋大神宮の酉の市は12月開催の為、二の酉までで済みそうだ
心おきなく熊手を購入し、
来年の商売繁盛を願おうじゃないか。
それではメイツたち、また会おう!