やあ、メイツたち。
生存戦略、しましょうか。
いや、なんでもない。こっちの事だ。
自動販売機でホットドリンクを買おうか、
コールドドリンクを買おうか悩んだ挙句、
コールドドリンクのボタンを押したら、
常温のコーラが出てきて、
心の迷いを自販機に汲まれてしまった、
町の情報屋(エフ)だ。
生あったかい日というのは、どうも苦手だね。
さて、今回はちょっと変わったものを紹介しようと思う。
メイツたちは「ピクトグラム」というものをご存じだろうか?
名前で聞くとピンと来ないかもしれないが、
姿を見るとすぐ分かるだろう。
「ピクトグラム」とは、
何らかの情報や注意を促すために表示される、
視覚記号の一種で、表したい概念やメッセージを、
単純なデザインで表現しているものだ。
この「中の人」は「ピクトさん」とも言われ、
転んでも滑っても何かが落ちてきても、
焼かれてもひったくられても、
健気にメッセージを伝え続けることから、
一部の「ピクトさんマニア」の中で絶大な支持を受けている。
かくゆう私もその一人で、
街中で珍しいピクトグラムを見かけると、
ついついカメラに収めてしまうのさ。
せっかくなので、メイツたちにも「ピクトグラム」の素晴らしさと
その中に秘められたメッセージを伝えたいと思う。
手始めにJR船橋駅と東武野田線船橋駅で見かけたピクトグラムから行こうか。
まずはJR船橋駅で見かけたピクトグラムを見てみよう。
こちらは「かけこみ乗車」を予防する為のピクトグラムだ。
総武線各駅停車のホームで見ることができるよ。
ちゃんとドアの色も黄色いだろ?
みなれたドアの色だと、注意を促しやすいというメリットもあるようだ。
こちらはエスカレーターの駆け上がり防止を訴えるピクトグラム。
このピクトさんは、ちょっとお腹が出ているので、
実はダイエットでもしてるんじゃないかと思ってしまう。
でも走って転んで怪我でもしたら大変なので、
エスカレータを駆け上がったり駆け下りたりするのはやめよう。
このピクトグラムは、今のシーズンのものではなく、
忘年会シーズンものだが、
これからの季節、歓迎会や、
飲み会などの機会も増えると思って持ってきてみた。
千鳥足で、ホームの際などを歩くと大変危険だから、
酔っぱらいメイツたちは、気を付けてくれよ。
たとえ軽い接触でも、あたりどころが悪ければ、
取り返しのつかない事になってしまうからね。
さあ、お次は東武野田線船橋駅にあるピクトグラムをご紹介しよう。
東武野田線のピクトグラムはなんとなく温かみがあって、
私的には、どストライクなピクトさんなんだ。
まずは、いきなりダメをもらっているピクトグラムだ。
エスカレーターを走ってはいけないのはJRも同じだが、
こちらのピクトさんは躍動感があるね。
エスカレーターを走るというよりは、
怒られて逃げてる感が満載で大変愛らしい。
逃げた挙句にこの有様。
と、思うと、なんとなくドラマ性も感じてしまうね。
出会うのが、パンをくわえて走る女子高生で、
そこから素敵なラヴ・ストーリィーでも始まればいいが、
「どこ中だコラ」「やんのかコラ」的な展開だって考えられるので、
やっぱり走るのは良くないね。
最近、スマートフォンや携帯ゲームに夢中になって、
人とぶつかったり、列車に接触したりという事故が増えているそうだ。
注意散漫になると、周囲への迷惑がハンパないので、
ホームを歩くときは、歩くことに専念しよう。
特にイヤホンで耳をふさいでいる場合は、
注意力がかなり落ちるので、気を付けた方がいいぞ。
どうだい?
ピクトグラムの魅力、伝わったかな?
今回は「駅のピクトグラム」を紹介したが、
それ以外でも「ピクトさん」は日々身体を張って、
メイツたちに注意喚起をしてくれているんだ。
機会があったらまた紹介しよう。
それではメイツたち、
町でピクトさんを見かけたら、メッセージを読み取ってくれよ。
Fからのお願いだ。