【愛するメイツを守る為】船橋市防犯情報~振り込め詐欺編~

やあ。船橋市民のメイツたち。
なんとなくぼんやりと、
「駒込」と「馬込」って似ているなと思い、
そう言えば「馬込沢」という
地名があった事も思い出してしまい、
「駒込」と「馬込」と「馬込沢」が、
頭の中で三つ巴のバトルを繰り広げている、
町の情報屋F(エフ)だ。

馬込沢は馬込沢で、
どうしてか「鎌ヶ谷」と間違えてしまうんだよね。
まあ、共に東武野田線の沿線上なのだから、
多少の誤差と考えれば問題ないか。ないとしよう。いいね。
さあ、メイツたち。
今回も船橋の防犯対策についてお話しよう。

 

振り込め悪人
そう。なかなか撲滅できない振り込め詐欺についてだ。
船橋市のホームページ内でも注意喚起されているように、
主にお年寄りをターゲットとして、電話で誘い出し、
現金を受け取るこの悪徳な詐欺は、今なお増え続けている事は、
防犯意識の高い船橋市民のメイツならご存知の事だろう。

 

おおかみ

 

 

そんな「振り込め詐欺」の手口にはいくつかのパターンに分かれている。

まずは、孫や息子を装って電話をかけ、
事故の示談金や、会社の遣いこみなどを補てんさせる為に、
現金を引き出す手口。

「劇場型」とも言われ、孫や息子以外にも、
その「上司」や「事故の相手」「警察官」「弁護士」など、
役割を持った人が電話に出て、壮大なストーリーを繰り広げるタイプだ。

ただでさえ動転している被害者は、
ストーリーに不自然な点があっても気づかずに信じてしまい、
最終的には大金を振りこんでしまうのだ。
最近だと「病院で現金のは行った鞄を盗まれた」
「電車の棚に現金の入った鞄を忘れてきてしまった」という手口も発生している。
こちらは後ほど、実例の方でご紹介しよう。
次に多いのは、税務署職員や、銀行員、市職員を騙る「還付金詐欺」だ。
「払いすぎたお金が返ってくる」
「実は、還付金が発生している」
などと言って、口座番号を聞き出したり、銀行のカードを預けてしまったりして、
ATMまで相手を誘導し、現金を振り込ませてしまうという手口だ。

お金が返ってくるとなると、普段は警戒している人でも、
「お?」となって話に耳を傾けてしまうし、
相手にもきちんとした対応をされてしまうと、ついつい騙されるそうだ。
ではこのような「振り込め詐欺」に遭わない為にはどうしたらいいか?

 

・家族とのコミュニケーションや連絡をマメにし、
事実かどうかを確認する余裕を持つ

「携帯電話番号が変わった」と言って
連絡をさせないようにする手口もあるが、
まずは「元の番号にかけ直す」事で一呼吸置こう。

とにかく動揺せず、慌てず、
話を聞いてしまっても一度電話と切ったら、
他の家族に確認の連絡を入れたり、警察に相談したりしよう。
電話だけでお金のやりとりをするようなケースは
詐欺を疑ってもいいと、私は考えているよ。
・還付金詐欺に気を付ける

「役所」「銀行」「税務署」
「還付金・給付金」「カードを回収」
「時間がないから電話で手続き」「携帯もってATM」

という単語があれこれ出てきた場合も詐欺を疑おう。
世の中そんな簡単にお金は帰ってこないものさ。

 

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と、ここで、実際に船橋市で発生した
「振り込め詐欺」の実例をご紹介しよう。
ちなみにこちらは千葉県警ホームページで掲載されている、
「最新事件・事故ファイル」からの抜粋となる。
■事例1■

1月28日から翌29日の間、船橋市で、息子を騙り、女性に電話で
「病院で鞄を盗まれた。中に2500万円の小切手が入っていた。200万円用意してほしい。」
「大金をおろすと振り込めと疑われるから葬儀代等といっておろして。」
等と嘘を言って、同女性から現金200万円を騙し取る事件が発生。

↑こちらはまだ犯人は捕まっていないようだ

 

■事例2■

1月29日から翌30日の間、船橋市の女性(79)方に息子を騙って電話をし、
「盗まれた鞄の中に会社の2500万円の小切手が入っていた。450万円貸して。」
「あと250万円必要だ。」等と嘘を言って、同女性から
2回に渡り手渡しで現金計700万円を騙し取る事件が発生。
↑事例1と似たケースだね。
一瞬同じ事件かと思ったけど、金額が微妙に違っている。
■事例3■

2月26日から28日にかけて、船橋市で、息子などを騙り、
男性(82)に電話で「証券会社から書類が届いていないか。」
「会社の金を使い込んでしまった、
今日中に480万円を返さなければならない。」等と嘘を言い、
取りに来た男が現金500万円を騙し取る事件が発生。

↑こちらも犯人はまだ捕まってないようだ
■事例4■

3月1日、船橋市で、女性に孫を騙り、
電話で「電車の中に会社の通帳を入れた鞄を忘れた。」
「通帳を止めた、現金が引き出せないと
会社を辞めなければならない、いくらかお金を都合して」等と嘘を言って、
同女性から現金100万円を騙し取る事件が発生。
↑最近は事故よりも「鞄を盗まれた」「鞄を忘れた」という手法が
良く使われているらしい。
新たな手口として警戒が必要だね
■事例5■

2月中旬頃、船橋市の女性(76)方に消費生活センター等を騙って電話をし
「振り込め詐欺に遭った方は、犯罪被害者給付金を受ける権利があります。」
「預貯金額が100万円以上ある人が給付金の申請を行った場合、嘘の申請をしたことになる。
100万円以上のお金を持っているのはよくないので、送ってください。」等と
嘘を言って、発送させた現金約1250万円を騙し取る事件が発生。
↑手の込んだ還付金詐欺の一例だ。
被害にあった人をさらに踏みにじるような手法に憤りを禁じえない。

 

 

 

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以上、いくつか実例を挙げて、防犯対策を訴えて見たが、
被害者に共通している事は70代~80代の高齢者という事実だ。
この世代はインターネットなども見ないし、
ニュースで「振り込め詐欺」の事は知っていても、
実際にどんな目に合うのか知らない人も多いだろう。

家族に高齢者、独居老人がいる人は、
「振り込め詐欺」の実態をよく説明し、
出来る事なら昼間は電話に出ず、留守番電話にしておくか、
家族内での合言葉を決めておくか、
出来ることから始めてみよう。

 

 

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もし、自分が詐欺にあっているかもしれない、
詐欺にあいかけたかもしれない、と思った場合は、
「振り込め詐欺相談専用ダイヤル」が開設されたので、
是非利用して欲しい。

これ以上、一人でも被害者を出さない為にも、
家族ぐるみ、町ぐるみで、このような卑劣な犯罪を撲滅してゆこう。
船橋を愛するFからの願いだ。
頼んだぞ。メイツたち。

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