やあ、船橋市民のメイツたち。
海の向こうはなにかと物騒な話も聞くが、
メイツたちは今日も平和な日々を過ごしただろうか。
誰が為に鐘は鳴るとサイボーク戦士たちは言うけれど、
時は金なりの方がなんとなくしっくりきてしまう、
町の情報屋F(エフ)だ。
そろそろ、船橋市役所でも紹介しようかと、
タコすけ47号を調査に行かせた所、
市役所に入る前にとんでもないものを見つけたと報告があったので、
そこからお知らせしよう。
それは船橋市役所の入口にそびえたつ「記念塔」だ。
「市民と市役所がともに郷土船橋市を誇り、賛歌とさらに活力ある
近代都市をめざし続けるシンボルとしてのタワー」
だそうで、昭和57年11月に建てられたものらしい。
タコすけ47号の調査によると、
いっけん、普通のオブジェに見えるこの「記念塔」には
なんと「七つの装置」が隠されているという。
どうだい? ちょっとワクワクしてこないか?
それではタコすけ47号から送られてきた情報から、
「七つの装置」の秘密を探って行こうではないか。
1.回転人形
記念塔の真ん中付近、四角い箱の中には、
300年前から豊作を願って奉納されている
「小室獅子舞」(県指定無形文化財)と、
江戸時代より、大漁を祝って行われた「ばか面」踊りの人形が、
東側と西側合せて6体があって、一定時間になると回って踊るというのだ。
タコすけ47号はちょうど15時のステージに間に合ったそうで、
くるくる回るばか面踊りを見る事ができたそうだよ。
ばか面踊り↓ 小室の獅子舞↓
…画像がイメージとなってしまっているのは、
ばか面踊りのアップ画像が逆光で、
非常に残念なことになっているからなんだ。
私からお詫びしよう。
2.ベル
記念塔の上の方にあるベルは、大小12個のオランダ製で、
一定時間に素敵なメロディーを奏でるよ。
3.天気予報
気圧の変化をキャッチして、市役所から約20キロメートル圏内の、
『8時間後』の天気を予報するぞ!
予報された天気は、側面の液晶画面に映し出されるシステムだ。
常に時代の先を読んでるハイテクマシンだね。
4.風向計
説明文には「塔の先端についています」としか書かれていないが、
たぶん、深く詮索してはいけないのだろう。
5.太陽電池
太陽エネルギーを活用し、
時計、回転人形の動力源になっているそうだ。
なんというエコな考えだろう。
人形たちはおひさまの力で動いているなんて、素敵じゃないか。
6.時計
円形の時計が2面についているぞ。
たぶん、市役所に訪れる人が、一番注目するのはココではないだろうか?
7.小鳥のとまり木
小鳥が集まってくるよう、エサ棚も設けているらしい。
回転人形が動きだしたら
鳥ちゃんがびっくりするような気がしないでもないが、
タコすけ47号が見たときは、鳥ちゃんの姿はなかったらしい。
どうだったかな?
船橋市役所前の記念塔。
メイツたちが市役所に行く際の楽しみが増えたんじゃないだろうか?
私も是非行ってみて、回転人形を見てみたいものだね。
…と言うわけで、タコすけ47号には、
引き続き船橋市役所への潜入調査を依頼している。
また何かあったらお知らせしよう。
それではメイツたち、また会おう!