御菓子司扇屋 船橋ばか面おどり【ふなばしセレクションより】

やあ、船橋市民のメイツたち。
今日も地元のおいしいものを食べているかい?

山岡と荒岩と味皇、
この中の誰かと食事をしなければならないと言われたら、
迷わず味皇を選びたい、町の情報屋F(エフ)だ。

 

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船橋市役所に潜入中の
タコすけ47号からの情報によると、
市役所の地下1Fには「デイリーヤマザキ」の売店があり、
なんと「ふなばしセレクション」が販売されているというのだ。

 

 

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その情報とともに、
『船橋ばか面おどり』が届けられたので、
今回はこちらをご紹介しよう。

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「ふなばしセレクション』の説明書きによると、

『郷土芸能である「ばか面おどり」をモチーフにした
船橋ならではの人形焼き』

だそうだ。なるほど。

 

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この「船橋ばか面おどり」を作った、
御菓子司「扇屋」の説明書きに、
「ばか面おどり」についての詳細が記されている。

メイツたちも、市民まつりなどで目にする事のある
「ばか面おどり」は、厄払いと海上の安全、豊漁を祈願して、
明治33年に八剣神社の夏祭りに神輿を奉納したのがはじまりとされ、
現在では船橋を代表する民芸芸能の一つとされているとの事だ。

明治からはじまり、
大正、昭和を経て、平成の現在まで踊り継がれているとはすばらしいね。

 

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この「船橋ばか面おどり」には、
「おかめ」「笑い顔」「怒り顔」「ひょっとこ顔」
の4つ顔が入っている。

それぞれに意味があり、

「おかめ」は、家でお父さんの帰りを心配しているおかみさんの姿。
大漁、不漁関係なく、いつでも笑顔。

「笑い顔」は、豊漁及び大漁でみんなが喜んでいる顔を示している。

「怒り顔」は、不漁で怒りながら家へ帰ってくる姿。

「ひょっとこ顔」は、海に漁へ行きたくても雨、風が強く、
漁に出られないで口を「とんめからして」眺めている姿

と言う設定だそうだ。
「とんめからして」は原文通り。とんがらせて、等の意味だろうね。
「ひょっとこ」はおどけた姿で踊っている場合があるから、
まさか「スネ顔」だとは思わなかった。
いやあ、勉強になる。

ちなみに『船橋ばか面おどり』はこの4つがそろって480円。
売店には簡易的な袋に入った2個入りに240円というのもあるらしい。

 

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中身は人形焼きなのだが、
顔のつくりは結構細かく、うっかり「怒り顔」を開けてしまったせいで、
食べるのに少し躊躇した。
もちろん、そんな躊躇はほんの数秒で、ぱくりと頂いたよ。
こしあんの口あたりが良く、しっとりとしたカステラと相まって、
大変美味だった。

もちろん、続けておかめも頂いたよ。
なんだか心が安らいで行く気になった。おかめ効果だね。

 

 

御菓子司扇屋では、他にも船橋ならではの和菓子を取り扱っていて、
「あさり最中」や「船橋灯明台どら焼」など、他では味わえないものばかりだ。

http://ougiya-wagashi.com/

やはり地元の老舗とは、いいものだね。
それではメイツたち、また会おう!

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