つつじとさつきの見分け方

つつじとさつきの違いって?

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↑ つつじ

 

桜の花が終わり、青々とした葉桜になる頃に咲き始める
「つつじ」、「さつき」。
連休頃に「つつじまつり」「さつきまつり」などを行う
ところもあるようですね。
でも、つつじとさつき、どっちがどっちなのか、わから
ないということはありませんか?

漢字で書くと「躑躅(つつじ)」「皐月(さつき)」。
うーん、意外とむずかしいですね、ちょっと書こうと
思ってもすぐに書けません…

さて、花の違いはなんでしょう。

一般的に、新葉より花が先に咲くのがつつじ、葉が出て
花が咲くのがさつきです。
花も葉も大きめのつつじに比べて、さつきは花も小さめ、
葉も小さいのが特徴です(例外もありますよ)。

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↑ これもつつじ
また、花の咲く時期は、つつじの方が早く、
4月中旬~5月上旬、さつきは5月中旬~6月中旬です。
つつじは春、さつきは初夏、と覚えておいてもよいですね。

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↑これはさつき
とはいえ、そもそもさつきは、「さつきつつじ」という
つつじ科の植物なので、さつきのことをつつじと言って
も間違いではない、ということが言えます。
あくまでも“正しい”ではなく、“間違いではない”
ということですが。

子どもに「この花はなあに?」と聞かれたら、
「つつじかさつき」と答え、
「これはつつじ?さつき?」と聞かれて迷ったら、
まずは「つつじ」と答えておけば、とりあえず間違いでは
ない、ということですね。

 

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↑ これもさつき

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