船橋のアートスポットを探せ!~『ギャラリーヘイロク』~ジモバナ郵便2号

学生時代は(一応)美術を学んできました。

 

ポストは困っていました。

ポスト「飢えている……」

ポスト「美術に、飢えている!!」

三度の飯より美術が好き、とまでは行かないポストですが、
美術館・ギャラリーなどのアートスペースは人より興味があります。

というわけで、
船橋のアートスポットを探してみることにしました。

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常設展示中にお邪魔しちゃいました!

 

訪れたのは船橋駅から徒歩約10分、
『ギャラリーヘイロク』さんです。
2013年の2月にオープンしたという貸しスペースギャラリーで、
オーナーの松本さんにお話を伺っちゃいました。

ちなみにポストが訪れた4月中旬は企画展示はやっていなかったのですが、
気軽に常設展示を見させていただきました。

ポスト(お茶までいただいてしまった……)

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内装はほぼ手作りだそう。

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トイレの中まで表現場!

 

元々ディスプレイデザインに携わってきたという松本さん。
お店のこだわった内装はほとんど自分たちの手で施工したんだとか。

ポスト「どこまでもアーティスティック……」

 

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水を彷彿とさせる看板。その訳は?

 

店名である「ヘイロク」の由来は、
漁師町特有の屋号「平六」だそうです。

松本さんの家系は漁師の家系でした。
ギャラリーの場所も元々は漁具置き場だったそうです。
失われつつある屋号を敢えて名前にすることで、
これまでのことを受け継いでいくという強い意志を感じました。

ポスト「『屋号』というセンスに脱帽!」

 

船橋に住んでいるというアーティストは多いものの、
地元・船橋で芸術的な活動をできる場所はあまり無いそうです。
『ギャラリーヘイロク』は、まちのギャラリーとして、
そういった背景にも基づいているように感じました。

ヘイロクさんでは、人脈が広がって個性的な企画展が行われています。
ポストが印象に残ったのは、船橋の郷土芸能であるばか面おどりを取り上げた、
湊町・ばか面・漁師町・そんな船橋展(公式ブログより)。

ギャラリーは美術館とは異なり、作品を売ることが主な目的となる場所です。
しかしその展覧会では、地元の小学生のばか面おどり練習風景写真が展示されました。
地域にあるからには、地域のことも取り上げたい。
そんな想いに、心を打たれました。

 

ポスト「船橋のアート界隈がもっと盛り上がりますように……」

ポスト「次号もお楽しみに!」

 

 

ギャラリーヘイロク

(開館時間)
11:00~18:00(4月中)
※会期によって異なる
定休日 月曜

(住所)
〒273-0005
千葉県船橋市本町3-29-2

(電話番号)
047-411-7769

(公式サイト)
ギャラリーヘイロク

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