～夢の詰まった宝箱のような空間～「伽羅～きゃら～」【下総中山　カフェ】

けん玉の人です。
秋といえばやっぱりカフェで読書の秋でしょう。

下総中山をうろうろしていたら、９月２４日に新しくオープンしたカフェを見つけたのでふらふらっと入ってみました。

カフェ……なんですが、どうやら雑貨などの販売もされているご様子。
オーナーの田村康代さんにお話を伺ってみました。

田村さんお手製のメジャーカバーです。編み物なので手触りがなんとも優しげでした。

田村さんは2年ほど前から編み物の出張講師をされており、自分の教室を開ける場所、作品を展示できる場所を探していたそうです。
で、こちらの店舗に出会ったというわけなんですが、スペースが思いの外広く、小学生の頃からの夢だったカフェも一緒にやっちゃおう！　と思い立ったとのこと。

内装は、洋風なのにどことなく和風っぽいテイストもある感じ。
「大正ロマン風を意識しているんです。当時は和服にブーツを合わせたり、逆に洋服に下駄を組み合わせたりと、和洋の折衷が盛んだったんですよ」
なるほどそれで。
写真だと伝わりきらないと思いますが、机や棚の色味や風合いが本当に和を感じさせるんですよね。
個人的にはすごく好きな雰囲気です！　落ち着いて読書ができそう！

田村さんによれば、「こだわりがたくさんありすぎて、自分の夢が詰まった宝箱のようなお店になってしまいました（笑）」
夢が詰まった宝箱、なんとも素敵な表現です。

編み物教室のほうは比較的若い年代の方が多くいらっしゃるそうですが、カフェとしては年配のお客様へ配慮したメニューをご用意。
「下総中山って年配の方が多いじゃないですか。そういう方たちにゆったりと過ごしていただきたいんです」
とのことで、ランチメニューでは「おとな様ランチ」という名前で、体にやさしい日替わりのお食事を提供されています。
お子様ランチのもじりですが、名前からして温かい響きでなんとも体に優しそう。
「おとな」と「様」をひらがなにするか、漢字にするか……と悩まれたそうで、こんなところにも田村さんのこだわりが隠れています。