やあ、船橋市民のメイツたち。
ちょっと洗濯中だが、気にしないでくれ。
梅雨前線がどこかへ行っている間に、
一張羅を洗っておきたいのでね。
パっと見、何も着用していないように見えるが、
「心のきれいな人にしか見えない何かを着ている」的な設定で
ひとつよろしくお願いしたい、町の情報屋F(エフ)だ。
こんなに風が気持ちいいんだ。
あっと言う間に乾いてしまうよね。
さあ、今回は「風と太陽が作りだす電気」
「ハイブリッド照明灯」のお話だ。
メイツたちは船橋駅南口広場にある
このような風車を見たことはないだろうか?
南口というよりは、
地下駐輪場の西武側出口になるのだが、
耳を澄ますとカラカラと風車の音が聞こえてくるはずだ。
これは「ハイブリッド照明灯」
(メーカーの正式名称では「ハイブリッドソーラーライト」)と言い、
風の力と太陽の力、両方の力で街灯に明かりを灯すものだ。
街全体が大規模な停電などに見舞われても、
外部からの電気の供給に関係なく街灯がつくので、
防災対策としても注目されているんだ。
この「ハイブリッドソーラーライト」のすごいところは、
悪天候だと電気が発生しにくい、ソーラーライトの欠点を、
風力が補い、夜でも悪天候でも電気を作る事ができるんだ。
風力発電部分は、
秒速60メートルの風力にも耐える事ができるので、
ちょっとやそっとの台風でも大丈夫だ。
ソーラーライトはあちこちの自治体で導入を試みているようで、
特に東日本大震災以降は、
公園の街灯をソーラーライトに変えてみたりしている所もあるようだ。
防災対策としてはもちろん、
子供たちが自然エネルギーについて学べる
「環境教育」という視点でも活躍しているようだね。
もし頭上でカラカラと風車の音がしたら、見上げてみよう。
ハイブリッドソーラーライトが、
メイツたちの暮らしを見守っているかもしれないね。
それではメイツたち、
洗った一張羅を干しに行くので、これで失礼するよ。