やあ。また会ったね。
町の情報屋F(エフ)だ。
名前だけでも覚えて帰ってほしい。
3月も半ばとなると道行く人からこんな相談を受けるんだ。
「毎年この時期になると、ワイフが荒れる時がある」
とりあえず私はこう聞いてみるんだ。
「ホワイトデーのお返しはきちんと毎年してるんだろうな」
と。
たいていの奴は、
「古女房にホワイトデー? そんなばかな」
「いまさらホワイトデーなんて…」
こんな風に返してくる。
中には「ホワイトデーって何だっけ?」や、
「お…俺チョコもらってねーし(震え声)」なんて答えもあるが、
まあ、男ってのはどうしようもないな。
確かに、若いカップルじゃあるまいし、
夫婦間のバレンタインデーのやりとりで、
ワイフもいまさら「おかえし」を期待しているわけではないだろう。
しかし、バレンタインデーというイベントをこなしたのならば、
イベントの一方通行というのはいかがなものだろうか?
少なくとも、チョコを選んでいた時のワイフたちは、
貴方がたの事を思い浮かべていただろう。
まあ、昨今、バレンタインデーもホワイトデーも、
「商売感アリアリ」な点は否めなくもないが、
逆に考えると、くたびれたサラリーマン姿では入りにくい、
小洒落たスイーツショップが駅前などで屋台を広げてくれるのだから、
帰り道にひょいっと買って帰れるという便利な仕様にもなっている、
という考え方もできる。
つい熱く語ってしまったが、
要するにだ
「気持ち分のお返しはしようぜ」
そーゆう事だ。
考えても見ろ。
普段何もプレゼントしてないからこそ、
「ホワイトデーのお返し」が生きる場面でもあるんじゃないか?
もしかしたら晩酌の発泡酒がビールにランクアップするかもしれない、
おつまみが1品増えるかもしれない。
息子や娘からも尊敬されるかもしれない。
ほら、いいことづくしのような気がしてこないか?
という事で改めて言うと、
3月14日はホワイトデー。
バレンタインデーのお返しをする日だ。
ワイフの分はさておき、
ワイフに会社でもらったバレンタインデーのお返しを
買いに走らせている旦那さんも多いのではないだろう。
せめて自分の愛するワイフの分は、自分の手で入手してみないか?
幸いにも船橋市は電車と駅のまち。
各路線の各駅前では、
ホワイトデー当日の朝早くから夜遅くまでスイーツの屋台が出ているぞ。
船橋駅最寄の東武や西武、シャポー船橋、
もちろん近所のスーパー、コンビニだって、
ホワイトデーのギフトを取りそろえているはずだ。
ホワイトデーの3日後ぐらいに思いだして後の祭りとならないように、
3月14日をしっかりと胸に刻んでおけば、ワイフが荒れる事もないぞ。
渡す時はさりげなく、もちろん、愛を込める事を忘れずにな。