やあ。船橋市民のメイツたち。
ちょうど良かった。
そろそろスイカでも切ろうと思ってたんだ。
スイカを買う時は、
小玉スイカを丸ごと買うのを美学としている
町の情報屋F(エフ)だ。
特に「ひとりじめ」という品種は、
名前といい、大きさといい、申し分ない小玉スイカだね。
おっと、今日はスイカの話は関係なかった。
先日、イベント告知でお伝えした
「習志野駐屯地夏まつり2013」に
タコすけと新人が行ってきたので、そのレポートをお届けするよ。
この「習志野駐屯地夏まつり」は
「陸上自衛隊習志野駐屯地」の中での
3大イベントに数えられているほどで、
8月の第一週の土日を使い、
隊員たちが全力で祭りを盛り上げてくれるんだ。
一般的には夜の花火大会が有名だが、
昼間のイベントも楽しいものがあるので、
そちらを紹介しようと思う。
まず門をくぐって最初に誘われたのは、
習志野駐屯地名物の「お化け屋敷」だった。
タコすけ達が入口で並んでいる時も、
近所の小中学生たちが
「お化け屋敷楽しみー」と言っているのを耳にしたというので、
「名物」なのは確かなようだ。
呼び込みをしていた隊員のお兄さんに聞いてみたところ
「詳細は言えませんが怖いですよ~。
夜は二時間待ちになるくらいです。小さいお子さんだったら
泣いちゃいますよ、きっと」
と言われたそうだ。
新人がどうしても行くのを拒んだので、
中を見ることはできなかったとの事だが、
帰りにお化け屋敷の方を通った時は、
小屋の周りに何重もの人の行列ができてたそうな。
自衛隊員が全力で怖がらせるお化け屋敷…ちょっと興味をそそるね。
お化け屋敷はスルーしたタコすけと新人。
とりあえずマップを確認し、行きたいところの目星をつけたようだ。
習志野駐屯地の敷地には、
真ん中に広大な芝生があり、
そこにステージや模擬店などが並ぶお祭りのスペースとなっている。
習志野駐屯地のシンボルでもある
「降下訓練等塔」もばっちり写っているね。
第一空挺団の精鋭たちはあの塔をつかって
日々鍛練に励んでいることだろう。
新人が一番行きたがっていたのは「こどもひろば」
自衛隊ならではの戦車型エアマットで
お子様たちが楽しく滑っていたようだ。
うーむ。
さすが陸自。わかっているな。
もちろん戦車だけでなく、
降下訓練に欠かせない「CH-47」という
大型のヘリを模したエアマットもあった。
うーむ。
さすが第一空挺団。センスが違う。
次はタコすけが行きたがった「野外アスレチック」
まるで自衛隊の訓練のように作られた
アスレチック会場を一周100円で体験することができるそうだ。
丸太渡り、綱渡り、ターザンロープ、
ロッククライミング…
数々の訓練を体験して「レンジャー証」を手にした
タコすけは汗だくになってこう思った。
「うわこれガチだ」
多少子供向けにアレンジされていたといはいえ、
割とハードコースだった、とタコすけは回想している。
野外アスレチックの場所は
日頃から訓練で使用している場所らしく
実際に飛行機からの降下訓練で使用している塔もあった。
「どれくらいの高さから飛び降りるんですか?」
と、タコすけが聞いてみたところ、
「11メートルです」
という回答が返ってきたそうな。
もちろん、そのまま飛び降りるのではなく
ちゃんとワイヤーを付けるとの事だが、
この11メートルの降下がアスレチックに含まれていなくて
本当に良かったとタコすけは言っていた。
レンジャーの証を手にしたタコすけと新人は、
お楽しみの模擬店周りをする事にした。
民間からの出店と、
各部隊の屋台と、いろいろ混じった模擬店村は、
呼び込みの声と、ソースのニオイと、
ビールの誘惑で、開始早々からカオスだったそうだ。
中でも、ビールとフランクフルトと
焼き鳥と唐揚げの店が多かったと聞いている。
そんな中、超おなじみの
牧場のあいす屋さん「アルトポンテ」さんが出店していたので、
甘酸っぱいパイナップルのジェラートを堪能してきたそうだ。
他にも、中央のステージでは
太鼓の演奏やブラスバンド演奏、
各部隊対抗のフェスティバルなどもあり、
一日中楽しむ事ができるという話だ。
実際にレジャーシートなどを持ち込んで
木影などに場所を取り、祭りを楽しんでいる家族の姿も
多くみられたそうだよ。
タコすけ、新人、暑い中レポートお疲れ様。
…で、なんで私へのお土産が、
駐屯地で拾ったというセミの抜け殻のみなのか
後でとっくり話を聞いてみたいと思う。
全体の印象は「夏まつり」というより「大人の学園祭」的な
手作り感満載のノリだったそうだが、
隊員メイツが全力でもてなしてくれる分、
こちらも全力で楽しむ事ができるそうだ。
来年は私も行って、レンジャーの証をもらってこようと思う。
それではメイツたち、また会おう!