やあ、船橋市民のメイツたち。
桜の花はもう見たかい?
野に咲く花のように風にだかれて
野に咲く花のように人を柔らかくしたい
町の情報屋F(エフ)だ。
そんな風に私たちも
生きていけたら素晴らしいが、
いい加減にしないと「J」の名が付く、
有名著作権協会がうるさそうなのでこの辺にしとこう。
いやあ、花を愛でるという事はすばらしいね。
こう見えて私は子供の頃、
「魔法少女ララベル」よりも「花の子ルンルン」派だったのさ。
まあ、それはさておき。
都内では桜が満開との事だが、
メイツたち、上ばかり見上げて、
地面に咲いている花を忘れてはいないか?
今回は船橋市内でひっそり花を咲かせている、
「白いタンポポ」をご紹介しよう。
場所は習志野市との境界にあたる、
前原西付近。
JR津田沼駅から、イオン津田沼店に向かう途中の
新京成の踏切から線路沿いに歩くと見つける事ができる。
この白いタンポポは「シロバナタンポポ」と言う名前で、
キク科タンポポ属の多年生植物、
突然変異でもなんでもなく、古くから日本にある在来種なんだ。
もともとは西日本に分布していたタンポポだが、
だんだん北上して、船橋にたどり着いたというわけだ。
あまり爆発的に繁殖しないのは
「セイヨウタンポポよりも種子が少ない」
という理由が挙げられている。
だからと言って、シロバナタンポポを増やそうと
手折って種をバラまいたりしてはいけないよ。
シロバナタンポポの花言葉は、
「私を探して、そしてみつめて」
ひっそり息づいている姿を、
何気なく見つける事により、
より可憐さも増すよいうものさ。
これがいわゆる「情緒」ってやつだね。
メイツたちも近くの草むらで、
シロバナタンポポを探してみてはどうだろう?
もしかしたら、新京成8000形の風圧で飛ばされた
シロバナタンポポの種子たちが、
メイツたちの足元に花を咲かせているかもしれない
それはちょっと素敵な事だね。
ではメイツたち、楽しいお花見シーズンを満喫してくれたまえ!