やあ。船橋市民のメイツたち。
海老川の流れで船橋の世情を読みとる
…なんて言うとカッコイイかなとか
常々考えている町の情報屋F(えふ)だ。少々逆光で失礼するよ。
今日はメイツたちにちょっと見てもらいたいものがあるんだ。
実は先日私の元に、
一本のビデオテープと酢ダコが送られてきた。
送り主の名前はなく、酢ダコは大変美味だった。
ITメディアが当たり前のこのご時世に、
なんで今更ビデオテープが、とも思ったが、
面白そうだったので見てみる事にしたよ。
どうだい? メイツたちも一緒に見てみようじゃないか。
バーン
「タコすけ8号です。
今日は、海神3丁目にあります「海神山緑地」に来ています」
「なんと!ここには「海神山の赤鬼」がいると、
市内の保育園児たちのもっぱらのウワサなんです。
本当に鬼はいるのでしょうか? ちょっと行ってみましょう」
「この「海神山緑地」は、住宅街で開発された山の
山肌部分がそのまま残されている緑地で、
昔からこの地に生えている木がそのまま残っています。
伐採には県知事の許可が必要だそうで…
でもこの看板立てた頃の県知事と確実にチェンジしてますよね
実は県知事じゃなくて、鬼に許可取った方が
早いんじゃないすかね。ここに住んでるのなら」
「ちょっと斜面に降りてみましょう。
これは椿の花でしょうか。
枯れ葉だらけの斜面に、赤い椿が落ちていると、
ちょっとなんかこう、ドキっとしますね
赤い椿を頭に飾った鬼とか出てきたらどうしよう」
「あ、これ見てください!
どう見ても流しそうめんの後ですよね!
ついに鬼の生活跡らしきものを見つけました」
「うわ!しまった!足がすべって…!」
カアーカアー(SE)
「あっ…赤い…!」
…とまあ、映像はここで切れてしまっている。
余談だが、船橋市の公立保育園には
毎年節分の日に「海神山」から「赤い鬼」がやってくると言う。
純真無垢な園児たちが、真剣な顔で「海神山の鬼」を主張するのだから、
実在は間違いないのだろう。
タコすけ8号の身に一体何があったのか、
「赤い」とは何だったのか?
そもそも「誰が」タコすけ8号を撮影していたのか。
謎が謎を呼ぶビデオテープだったが、
一番のナゾは、ビデオテープが終わった後、
重ね撮りされていたと思われる、Gガンダムの続きの方が気になったね。
…と言うわけで、私はこれからちょっと所用でTUTAYAへ行ってくるが、
もしどこかでタコすけ8号を見かけたら教えてくれ。
ではメイツたち、海神山の鬼に目をつけられないように、
良い子で過ごすんだぞ!