僕がまだ子どもだったときの話です。
今は高架になっている京成電鉄。
昔は地上を走っていました。
京成駅ビルもフェイスビルも無かった頃。
絵心なくてスミマセン。
当時の京成の踏切です。
踏切のおかげで、ここでは車だけでなく人も大渋滞。
自転車も歩きの人も歩道に寿司詰め。よく歩けたものです。
しかもこの踏切。遮断機(バー)ではなく、ひもにヌンチャクのような木が吊るされていたんですね。
これでは簡単にくぐれちゃうんじゃ…子ども心に思ったものです。
今は高架になってスイスイ歩けるようになったものの、当時の人混みが懐かしくもあります。
* * *
駅の南口を出て本町通り方面に歩き、先の踏切をくぐった先。
あの頃はデイスカウントストアの走りである「ショッカー(十字屋)」と長崎屋が睨み合うようにして立っていました。
今のドンキは、昔のショッカー。
なぜこの2店が記憶に残っているかと言えば、毎年のクリスマスプレゼントをココで祖父に買ってもらっていたからです。
おもちゃといえばショッカー、長崎屋。
僕はショッカー派。買ってもらったトランスフォーマーの超合金、よく覚えています。
どちらのお店も時代の流れに淘汰され、今は別のお店になっています。
今のドンキは昔のショッカー。
ときとともに変わっていく街並み。今は見られない景色。
しみじみと思い返してみました。