「8 1/2」の読み方をご存知でしょうか。
「ハッカニブンノイチ」と読むのですが、今回はそんな1/2に縁のあるお店に行ってきました。
2013年5/17にオープンした「10 1/2 CAFE(テンアンドハーフカフェ)」は
西船橋駅南口から徒歩5分ほど歩いたところにあります。
実はこの場所には、以前から同じ店名のカフェが営業していました。
現マスターの岩崎さんが以前のマスターから店を譲り受けて新規オープン。
岩崎さんは15年ほど前、20歳くらいのとき、この店でアルバイトとして働いていたそうです。
その後、本八幡、銀座のバーで働いていました。
そんなときにマスターから店をやらないかという申し出を受けました。
「長年飲食店で働いてみて、いつかは自分の店を持ちたいと思っていましたが、
この申し出が縁だなと思ったので、このタイミングでやってみようと思いました。」
そして、岩崎さんはその縁を引き継ぎ、「10 1/2 CAFE」という店名も譲り受けています。
以前の店舗は和風の内装だったので、壁を白く塗ったり、ボトル棚もホームセンターに通って
手作りで改装したそうです。
そんな「10 1/2 CAFE」ですが店名の由来は諸説あるとか(笑)。
「9 1/2」という映画のタイトルからもじったものや「10 1/2」というバンドから拝借したという説。
岩崎さんが聞いた中でこれが一番信憑性が高いと思っているのは、
「10よりも少し上の商売を目指そう」という意気込みが店名になったとのこと。
以前からの店名を引き継ぐことで、地域のみなさんにもお馴染みですし、
以前の店のお客さんがいらっしゃることもあるそうです。
メニューは岩崎さんが、バーで働いていたこともあり、カクテルなどドリンクメニューが充実。
フードメニューはまだ少ないそうですが、ティータイムとディナータイムが楽しめます。
西船橋には石井農園さんが近くにあり、そこで栽培されている西洋野菜を直売されているので、
そこの野菜をふんだんに使った料理が提供されています。
「今の時期はやっぱりイチゴが旬ですね。カクテルやお口直しにそのまま出したり、
タルトなどに使用しています。」
おすすめは、ラ・フランスやイチゴを使ったカクテル。
石臼式のミキサーを使うので、素材の味を存分に楽しめそうです。
最後に岩崎さんにお店のコンセプトを聞いてみました。
「コンセプトは憩いの場ですね。完全禁煙で土日でもお子様づれや高齢者のご夫婦がきて。
コーヒーより紅茶をメインにした店にしました。意外と紅茶をじっくり飲む機会なかったので。」
「アットホームな雰囲気のカフェで素材を吟味して選んでいます。リーズナブルな設定をしていますので、癒されにきてください。」
飲み物や食べ物を楽しむだけではなく、イベントも楽しみつつ、癒やされるのも良いかもしれません。
10 1/2 CAFE(テンアンドハーフカフェ)
住所:船橋市本郷町421-2 大塚ビル1F
TEL:047-711-1911
ティータイム:14:00~16:00
ディナータイム:16:00~24:00
月曜定休