ちょっとクリスマスについて語ってみようか【なるほどエフなばし】

メリークリスマス!
船橋市民のメイツたち。


クリスマス当日は25日と分かっていても
24日についうっかりとクリスマスを寿いでしまう
町の情報屋F(エフ)だ。

 

2013122309370000.jpg

さあ、これから年末年始に向けて
船橋市内の情報を粛々と発信していく予定だが、
今日はせっかくのクリスマスイブなので、
西船橋駅構内で撮影したクリスマスツリーを眺めながら
「クリスマス」についてちょっと語ってみよう。
クリスマスやサンタクロースの起源、
サンタクロースがなぜ赤い服を着ているのか的な話題は
割と語りつくされてきているので、
「日本のクリスマス」に注目してみたよ。

 

2013090514370000.jpg
いつの間にか国民的行事なポジションになっているクリスマスだが、
その起源はなんと1552年の戦国時代。
日本にキリスト教を伝えたあの「フランシスコ=ザビエル」が
当時の周防国(現 山口県)で布教活動をしていた際、
その年のクリスマスに宣教師を招いて
賛美歌を歌い、クリスマスをお祝いした、という史実が
日本における最初のクリスマスだったようだ。

 
…まあ確かに、キリスト教とがキリストの生誕を祝うのはごく普通だし、
彼らにとっては普通の事だったに過ぎないよね。

 
最近この史実のウラが取れたと言う事で
山口県は「日本におけるクリスマス発祥の地」を
売りにするとかしないとか言ってるそうだ。

 
起源は1552年ではあるけれど、
その後江戸時代になる頃にはキリスト教を禁じられてしまったため、
明治時代まで「クリスマス」が日の目を見る事はなかったそうだ。

 
その後、明治時代に舶来品の食品や雑貨を扱う「明治屋」が
クリスマス商法を展開し、当時西洋文化を吸収したい人達の
いわゆる「トレンド」的な扱いになって、
日本人にクリスマスが定着しはじめた、という事だそうだ。
ビジネスに乗ってしまうと広まりやすいのは
日本人の特徴とも言えるね。

 
2013122309370001.jpg
大正時代にはハイカラ好きの大人ばかりでなく
当時お少年少女雑誌にも
「クリスマス」についての話が掲載されるようになり、
戦前の昭和初期には、一般家庭にもサンタクロースの概念が
根付いていたというから驚きだ。

クリスマス=お祝いムードがひろまる一因として、
現在は廃止されている大正天皇祭が
12月25日だったという説もある。
どちらにしろ、何か記念日とセレモニー的なものが一緒になると、
お祝いしたくなってしまう国民性のようだ。
戦時中はクリスマスを祝うムードではなかったが、
戦後日本の復興と共にクリスマスも一緒に復活したところをみると
もはや年中行事の一つとして
日本人にもしっかり根付いていたんだね。

 

2013111617390001.jpg
現在では、商業施設はおろか
自治体でもイルミネーションに力を入れるほど
「クリスマス」は日本人にとってなくてはならない
イベントとなっているわけだ。
船橋駅前や本町通りがイルミネーションで賑わっているのは
メイツたちも知っているよね。
ああもちろん、「クリスマス中止」を叫ぶ一部のロンリーメイツの気持ちも
分かるがあくまでも「一般論」として捉えてほしい。

どちらかというと私はロンリーメイツたちの味方だ。

 
2013090514370000.jpg

まあ、そんなカンジでクリスマスを語ってみたが、
結局のところ、クリスマスソングが流れて
イルミネーションが輝けば
ついつい浮かれてしまうのも人情というもの。

 

さあ、メイツたち。
今宵は大切な人と共に、聖なる夜を祝おうじゃないか。

 

カテゴリー

アーカイブ