やあ。船橋市民のメイツたち。
恵方巻きはもう済ませたかい?
朝食に恵方巻、昼食に恵方巻、
おやつのロールケーキに恵方巻、
夕飯に恵方巻、食後のデザートに恵方巻きの豆大福と
タコすけたちから一日中恵方巻き関係をあてがわれた
町の情報屋F(エフ)だ。
…なんだろう。
黙ってろという事なんだろうか。
まあ深く考えない方が身のためだね。
さあ気を取り直して、
2月3日(月)に執り行われた
船橋大神宮の節分祭の様子をお伝えしよう。
今年は例年より風もなく穏やかで、
階段をのぼりながらちょっと汗ばんでしまったよ。
15時スタートという事で
15時に着いたのだが、
まだまだ神楽の準備もスタンバッてはいなかった。
15:40ぐらいになり、
本殿の方で太鼓の音と雅楽の音が鳴り響き、
神職の人と氏子の人が豆を持って神楽殿へ向かい始めた
手に持っているのが
これのあと豆まきする時の豆だ。
すでにお祓いを済ませてあるようだね。
まずは神楽殿に神職が立ち、
神楽殿の奥の扉をあける。
さあ、これから大神宮神楽のはじまりだ。
舞台はまず「みこ舞」からスタート。
「みこ舞」は神様が舞う前に
舞台を清めるというお役目を持つ。
これを済ませないと、神様が降りてこられないそうだ。
「みこ舞」が終わると次は「猿田彦の舞」
「猿田彦」は諸説あるが、まあ、いわゆる
「天狗様」の原型となった神様と言われていて、
他の神様の道案内をする為に登場する事が多い。
猿田彦の後に出てくるのが、
「恵比寿大黒の舞」だ。
動きがコミカルで分かりやすいので
お神楽にあきたちびっこメイツも舞台に食いついていたよ。
この「恵比寿大黒の舞」は節分祭の時にしか舞わないので、
見られたメイツはとてもラッキーなんだよ。
「恵比寿様」は漁業と五穀豊穣
「大黒様」は食物、財福をつかさどる神なのは有名だが、
この組み合わせがまさに
「船橋」という土地にふさわしいと思わないかい?
さてここからがメインイベントの
「山の神の鬼退治」だ。
山の神(鍾馗さま)が、いたずらをする青鬼と赤鬼を
「魔滅(まめ)」で退治するという一番だ。
山の神が鬼二匹をこらしめ、
氏子さんたちが座っている所まで追いたてると、
氏子&年男連合が鬼に豆をぶつけるぶつける。
鬼は見る間に弱り、神楽殿の奥へ引っ込んでいった。
氏子&年男連合の豆まきを合図に
客席への豆まき開始。
さあ、カオスの始まりだ。
…で、結果はというと、
ピーナツ少々、大豆少々、
そして粉砕されたうまい棒一本だった。
背中が足跡だらけだが、
新人に至っては危うく拾われて
お持ち帰りになりそうだったよ。
餅の一つも拾いたかったが、叶わぬ夢だった。
来年こそは是非餅リベンジしたいね。
それではメイツたち、
メイツたちにもたくさんの福が訪れますように。