ママがキャンプする?
ビビット南船橋に日本ではとっても珍しい施設ができたんです。
8月24日、ビビット南船橋4階にマミーキャンプという産後院がオープンしました。
ところで産後院ってなんだか聞き慣れない言葉ですよね。
名前の通り女性の産後ケアを行う宿泊施設で、韓国では特に充実しているんだとか。
今回は産後ケアの文化をぜひ日本にも広めたい!という熱い思いからできたという『マミーキャンプ東京ベイ』に潜入取材してきました!
マミーキャンプは出産後のお母さんが病院からそのまま来て宿泊することのできる施設です。
衛生面にはとても気を配っていて、施設に入る際には手洗い・マスクはもちろん、エアーシャワーも浴びます。
写真でも分かるように、まるでホテルのようなラウンジ。
ここで、面会に来た人と一緒にゆったりとした時間を過ごせるんです。
基本的に産後院は休養メインの施設なので、面会に来た人はママさんの泊まる部屋に入ることはできません。
24時間体制で赤ちゃんを預けることのできる一時預かり室。
ラウンジの隣なので、面会に来た人も赤ちゃんの姿を見ることができます。
保育士・助産師・出産経験のあるママさんなど経験豊富なスタッフに赤ちゃんの世話を任せられて、ママさんも入ることができません。
「客人はここまで!……ここから先は関係者しか入れないんだぞ!」
多目的ルームでは、専門医の指導を受けたスタッフによる育児指導が行われるんです。
沐浴・授乳・断乳指導など……子育てをしていく上で必要な知識をきちんと教わることができるので、とっても安心ですね。
出産で開いた骨盤を矯正する椅子も自由に利用できます。
他にも、なかなか買い物に出られないママさんのために、赤ちゃんの洋服やおもちゃなども施設内で購入できます。
客室もまるでビビット南船橋の中にあると思えない贅沢な空間です。
ただ、一般的な客室と違うのが、洗面台が外にあるということ。
これは、赤ちゃんのおむつを変えたりして手を洗うときにすぐ洗うことができるように、という衛生面への配慮からなんですって。
1部屋しかないスイートルームはゆっくりと寛げること間違いなし。
ママさんにはしっかり休養してもらって、出産という一大事を乗り越えた心と身体を癒してもらいたいものです。
ダイニングルームは宿泊しているママさん同士の交流の場にもなります。
同じ時期にママになった同士、仲良くなれるのは心強いですよね!
この他にも女性にとって重要な、美しさを保てるような環境も整っているんです。
たとえばエステサロンやヘッドスパが完備されていたり、フットバスやよもぎ蒸しはサービスで受けられます。
また、全室に植物療法を基にした自社オリジナルのお肌に優しい化粧品が完備されています。
母乳が出やすくなるハーブティーなども試飲や購入できるんですよ。
この産後院という文化、日本ではまだカテゴリがなく、あまり知られていないんですよね。
病院でも助産院でもない産後院という施設を日本でつくるのに、なんと3年もかかったんですって。
なにかと女性の生き方が話題になっている現代。
何を隠そう女性であるこのジモバナ郵便記者も、他人事ではないなと感じながら見学させてもらいました。
まずはこの「産後院」という施設を知っている人が少しでも増えていくといいですね!
マミーキャンプ 東京ベイ
【HP】 http://www.mammycamp.jp/
【住所】 千葉県船橋市浜町2-2-7 ビビット南船橋4階
【電話番号】 0120-894-091