トレたマッキーvol.34～生活の一部で必要とされるお店へ「田舎料理　ほしの家」～

まさにおふくろの味。そんなお店に行ってきました。マッキーです。

「うちは、お味噌汁を徹底的においしいお店にしたいんです」

お味噌汁？
外食をする際にお味噌汁の味を求めてお店を探す人は少ないでしょう。

しかし、このお店のお味噌汁はきっと気になるはず。
お店の名前は今年7月にオープンした「田舎料理　ほしの家」

自宅で作るとどうしても、料理の栄養が偏ってしまいがち。
だからこそ、1週間のうちの1食でも「ほしの家」に食べにきて、
バランスの取れた食事をしてもらいたいという想いから始まったお店です。

さて、冒頭に書いたお味噌汁について。
実はこのお店、月曜～金曜でお味噌汁の味が違うんです。

調理師のスタッフの方が日替わりで来るのですが、
あえて統一された作り方がありません。

「家庭でもそうだけど、普通って作る人で味が違いますよね。
今日、お母さんが作ったお味噌汁しょっぱいね、とか。
今日のお味噌汁はおばあちゃんが作ったからなんかおいしいね、という感じで」

オーナーの鈴木さんは、
作る人によって違う味を楽しんでもらい、
味が違うことをお客さまとの会話のタネにしたいそうです。

（店内は「癒やし」をイメージした内装）

オーナーの鈴木さんが医療関係で働いていることもあり、
近い将来、「田舎料理　ほしの家」では、宅食も視野に入れています。
介護が必要で、自分ではなかなか料理をつくれない方に、料理でサポートをしたい。
さらには、車椅子で来店される方を想定し、お店にある机は、車椅子で来てもそのまま、
食事ができる高さに予め設計されています。